排水処理が専門です
天野技術士事務所
排水処理関係ならお任せ下さい。
◆得意分野
・アルミ及び鉄鋼酸洗設備の廃水処理装置の設計・監督・営業
・酸・アルカリ・有価物の回収装置の設計・指導・営業
・難分解性有機廃水処理装置の試験・研究・設計・指導・監督・営業
◆ 業務実績(内容)
1 | ・業務名:アルミ建材表面処理工場排水の処理
・内 容:中和・凝集沈殿・脱水・乾燥 ・成 果: ①苛性ソーダエッチング液の苛性ソーダの回収と水酸化アルミの売却 ②常時排水処理装置からの水酸化アルミの資源化 ③工業所有権「廃水中和用薬液自動調整装置(特許第1031272号)」取得 ④多段水洗の給水量を求める式を確率。 |
2 |
・業務名:通産省研究開発融資「畜産廃棄物発酵乾燥有効処理試験装置」開発
・内 容:畜産廃棄物の高速発酵処理による肥料・飼料化装置のための試験装置 |
3 |
・業務名:アルミ建材表面処理設備の付帯装置の基本設計・試運転
・内 容:防音用アルミサッシの表面処理設備の付帯装置(常時廃水処理装置、アルカリ回収装置、スラッジ売却装置、ニッケル回収装置等々)の基本設計及び試運転。 ・成 果: ①常時廃水処理装置から排出される水酸化アルミを晶析法の応用で苛性ソーダに再溶解 させる世界初の実装置であったが、生成スラッジは売却不可であった。含水率が60%以下となり検収いただき、成果は得られた。 ②アルミ建材搬送用治具に付着の電着塗装膜の脱膜剤が硫酸だと常時排水にBODやCODが上昇する事がわかり、硝酸または他の脱膜剤にすべき事が分かった。 ③75%硫酸の供給配管に耐衝撃(HIPVC)を使用すると、約6ヶ月で硫酸が配管を浸透する事実を実証。 ④名古屋郊外を流れる一級河川・新川の清浄化に貢献した。 |
4 |
・業務名:硫酸アルマイト設備の水洗処理における多段水洗槽の採用による給水・排水量の減容化
・内 容: ①pHの0~14を硫酸と苛性ソーダ濃度で表すため、対数計算で表にして、g/l濃度表示する。 ②アルミ製品の搬送方式(横吊り、縦吊り)、吊り角度及び液または水の付着持ち出し量を現場で調べ、基準化して新設工場でも正確な設備設計可能な事を目的とした。 ・成 果: ①多段水洗式を採用すると給水に無駄がなくなった ②廃水処理装置の設備費が減額 ③工場全体の物質収支や容量収支が組めるようになり、コスト低減、環境貢献ができた |
5 |
・業務名:鉄鋼(鋼管、鉄コイルなど)の硫酸洗浄廃水処理として空気酸化法確立
・内 容:本排水の従来の処理方法は、アルカリ剤でpHを高アルカリ性まで添加して凝集沈殿分離して水酸化第二鉄を除去する方法であったため、沈殿後の逆中和の酸の添加料が多く、また、汚泥が水酸化第一鉄(Fe(OH)2)のため、酸欠事故の原因や処理水のCOD上昇や溶解鉄の発生原因となっていた。これらを解決するため、従来のpH調整、凝集沈殿、中和処理に曝気槽を加え解決した。 ・成 果: ①曝気槽のpH低下が判明、亜鉛が含まれるためpHは弱アルカリに保持する必要性からpH計とアルカリの自動添加が必要となる。しかし反応式を導き理論的に証明できた。 ②pH調整槽でのアルカリ度が空気酸化速度に関係する事が判明してその数式を確率。 ③国内外に納入実績ができた。 |
6 |
・業務名: 有機性廃水処理の接触酸化式(固定床)生物処理のBOD容積負荷と除去率の関係がわかり、生物処理槽の設計基準の確立ができた
・内 容: 排水原水のBOD濃度と除去率には密接な関係があることが実験で判明。つまり原水のBOD濃度が低いほどBODの除去率は悪く、生物処理槽の滞留時間が大きくなる。 ・成 果: ①原水BOD濃度ごとのBOD除去率と滞留時間との関係図確率 ②適正な設計で受注確保の確率が上昇 ③大和川清流ルネッサンス21・河川浄化(接触酸化式)大和川上流葛下川実施設計・施工の受注に寄与 |
7 |
・業務名: 流動床式固定化胆体による生物処理の応用
・内 容: 各メーカーによる接触酸化式生物処理に利用する「流動床式固定化胆体」の検証によりT社性の有効性を得て、回転円盤式生物処理装置の更新に応用した。設計基準をMLSS濃度負荷として、胆体の保有面積に付着する生物量に着眼し、実証試験を繰り返して、設計基準を確立。 ・成 果:同じ回転式生物処理装置の更新工事費用と比べて半値で大手自動車メーカーから受注を確保 |
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